先日、仮縫い付きマシンオーダースーツ上下をご注文をいただきましたN様の仮縫いが仕上がりましたので、ご来店いただいて仮縫いをさせていただきました。
まず、ズボンの試着をさせていただき、ご注文時の寸法のチェック、補正のチェックをさせていただきました。
そして上着を着用して同じ様にチェックをさせていただきました。
最後に全体のバランスを見て、N様と私共で協議をした結果、ズボンの型紙を変更する事に決定。
変更内容として股上寸の変更、タック数の変更、ワタリ幅からスソ幅までの変更を加える事に。そして再仮縫い(2回目)となりますとお伝えしました。
この時、N様からは時間をかけても自分が納得できる1着にしたいと思っていたので、当店の対応にも満足されておりました。
(ご注文をいただいた寸法通りに仕上げても、もっとより良い物にしたくなる時もあります。)
(当店ではマシンオーダーは6万円。仮縫い付きは3万円追加の9万円からとさせていただいております。)
当店では、お客様が納得出来るスーツをフルハンドメイドを基本に接客をしております。
そして、その基本をマシンオーダーにも適用しております。
仮縫いを付ける事は、時間的も費用の面もご負担をかける事になります。しかし仮縫いでしか出来ない事がある。それを今回は実践する事となりました。
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